■始める準備
YouTubeサムネイル制作を始める場合、まず作業環境を整えることが必要です。
基本的にはパソコンとサムネイル制作ツールがあれば良く、後はクライアントとの打ち合わせ用にスカイプなどのコミュニケーションツールを準備しておけば万全です。
パソコンは低〜中スペックで十分ですが、のちに動画編集を始めたりサムネイル以外のLPや印刷物のデザイン制作を請ける可能性を考えるとそれなりの物を購入した方が良いかもしれません。
画像編集ソフトに関しては、
Photoshop、
PhotoscapeX、
Canvaなどいろいろなものがありますので、自分が使いやすいものを選んでみると良いでしょう(お試し期間のある物で使用感を掴みましょう)
凝ったデザインのサムネイルを作りたい場合には、
Adobe Photoshopがオススメですが、これはプロツールであり、サブスクリプション制で月額料金が発生します。
お金をかけたくない場合は、無料で使える編集ソフトを使うと良いでしょう。
■スマートフォンだけでサムネイルを作る
パソコンを持っていない方でも、サムネイルを作ることは可能です。
・Perfect Image
・PhontoPicsArtなど、画像編集アプリを使えば、スマートフォンだけでもおしゃれなサムネイルが作れます。
しかし、クライアントに満足してもらうためのパフォーマンスを出す、という点に関しては、一歩引けを取るかもしれません。
■サムネイル作成の注意点
YouTube向けのサムネイルを作る際の注意点は、画像のサイズと解像度です。
YouTubeでは、画像のサイズが16:9となっていますので、この比率に合うように写真をトリミングするなどして、サムネイルを作成してみてください。
解像度に関しては、YouTubeでは1280×720を推奨しています。
アップロードできる画像形式はJPG、GIF、PNGのみ、サイズは2MB以下までとなっています。
詳細については、YouTubeの公式サイトに記載されていますので、サムネイルを作る前に確認しておくと良いでしょう。
■YouTubeサムネイル制作へのニーズ
YouTube発信は多くの視聴者に再生される事を目的としていますが、重要事項の一つがサムネイルのデザインです。
サムネイルは動画検索をした際など、再生前の状態の静止画として現れる画像です。
YouTube投稿時に自動作成されますが、ユーザーの興味を引く状態にするには、最も見せたい部分などを切り抜いてキャッチコピーなどを追加するのがおすすめです。
素人では制作するのが難しい方もいるので、再生回数を増やしたい方のニーズが期待できます。
テレビ業界、レコード業界などの市場を食い、YouTubeいまだ拡大状況にあります。また昨今のコロナ禍の影響で
自宅完結型エンターテイメントの需要はさらに高まるでしょう。
YouTubeサムネイルデザイナーの未来は明るいと言えるのではないでしょうか。